nobuYOGAへようこそ! ヨガインストラクターのNOBUYO(@nobuyoga)です。
この記事では、ヨガインストラクター として働いている方に向けて、妊娠が発覚した場合、ヨガの仕事を続けられるかとどうか、いつスタジオに伝えれば良いのか、いつまでヨガのレッスンができるのか等、妊娠中のヨガの仕事との向き合い方について実体験をもとに解説します。
妊娠中にヨガをしても良いの?
妊娠初期と言われる妊娠15週目までは不安定な時期であり、つわり症状が出る人も多く、身体の不調が出やすい時期と言われています。
そのため、一般的には、マタニティヨガなど妊婦がヨガを行う場合は、安定期=16週以降が望ましいとされています。
しかし、仕事としてヨガを行なっている場合、妊娠が発覚してすぐに仕事・レッスンをお休みするなんて、「スタジオや会社、生徒様・会員様に迷惑がかかる」「収入源が無くなってしまう」という理由からすぐに仕事を辞めれない方も多いはずです。
実際、私が妊娠発覚した当初はもちろんすぐにはレッスンを辞めれる状況ではありませんでした。
医師に相談をすると、確かに普段習慣的に運動をしていない人・ヨガをしたことがない人にとっては、妊娠初期のヨガは避けた方が望しいとのことでしたが、妊娠前より日常的にヨガを生活に取りれていた人は、身体に異変が無かったり正常な妊娠であればヨガをやって良いということ事でした。
あくまで妊娠前に日常的に行なっていたことは、妊娠中も体調と相談しながら行なえるという考え方。
そのため、妊娠中にヨガをやって良いかどうかというのはそれぞれ人によって判断が変わってくるという考え方になります。
妊娠中のヨガについて、こちらの記事に詳しくまとめておりますので確認してみてください。
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妊娠発覚した時の対応
妊娠が発覚した際、まず真っ先にすべきことや、ヨガインストラクター として働いているスタジオ・会社に対し、どのタイミングで妊娠の報告をすべきかなどを解説します。
何よりもまずすべきこと
妊娠中にヨガを行なっていいかどうかについて上記で触れてきましたが、ヨガインストラクター であればもちろん日頃からヨガを生活に取り入れているはず、ということは問答無用でヨガができる!と思ってしまうかもしれません。
しかし、100人の妊婦がいれば100通りの妊娠期があり、皆それぞれ身体の変化や体調は違います。
また妊娠の初期は変化が起きやすい時であり、まだお腹が出てきていないし、胎動も確認出来ない時期ですので、素人ではお腹の中の赤ちゃんが大丈夫かどうかなど判断出来ないことも多いです。
そのため、妊娠中のあらゆる行動については一度かかりつけの産婦人科医に相談するようにしましょう。
ヨガインストラクター として働いている方は、妊娠がわかった時点で、現在の仕事の内容、頻度、強度等必ず詳細に伝え、仕事このまま続けて良いのか医師へ相談するようにしましょう。
医師からの回答やアドバイス次第で、職場・スタジオへの相談内容も変わってくるので、まずは必ず「医師への相談」をすることを忘れずに。
スタジオ・職場・会社への対応
まずはすぐに連絡
医師への相談が終わったら、まずはできるだけ早く職場・契約しているスタジオ・会社に妊娠したことを伝えるようにしましょう。
「安定期に入るまでは周りに伝えたくない…」と思う方もいるかと思います。
しかし、ヨガインストラクター として働いている以上、身体を使う仕事。妊娠中に身体に不調がでた時や、つわり症状がひどくレッスンが出来なくなり、代行をお願いしなければならない時など少なからずスタジオ・会社側に迷惑がかかる可能性が出てきます。
また、出産・育児に伴い少なからずしばらくの間は、自分の担当しているレッスンに穴をあけることとなります。
その際に代わりのヨガインストラクター に担当してもらう、またはレッスン内容が変わってしまうこととなり、それらの検討や会員様・生徒様への周知の時間も必要になります。
そのため、職場・スタジオの全員に言う必要はありませんが、 スタジオの責任者、レッスンのスケジュールを組んでいる方には報告しておくのがベターです。
スタジオ・会社規定を確認
働いている・契約しているヨガスタジオによって、ヨガインストラクター が妊娠した場合の対応について規定が設けられているはずです。
もちろん医師に許可を得ていて「○○までレッスンを持ちたい!働きたい!」と思っていても、働いているヨガスタジオの規定があればそれに従うしかありませんので、契約時の契約内容や、会社規定を確認し、どのような規約になっているか確認をするようにしましょう。
大体の会社では、ヨガインストラクター およびスタッフの妊娠が発覚した場合、いつから産休扱いになるのか規定されているはずです。
今後の対応の相談
期間
契約更新次期によっても左右されるかもしれませんが、妊娠発覚してからいつまでヨガのレッスンを継続するか話し合いましょう。
ホットヨガの場合や、常温ヨガの場合でも継続可能期間が変わってくると思います。
ホットヨガの場合は母体・退治に負担がかかりますので、温度が高い場合や温度調整が難しい場合はなるべく早くレッスンを辞めた方が健全かも知れません。
常温ヨガであれば、強度やポーズにもよりますが基本的に臨月に入るまでやってもいいと言われているので、スタジオ・会社側の規程上、それからスタジオ側の意向次第では予定日の2ヶ月前までレッスンをやらせていただけるかもしれません。
カテゴリー
請け負っているヨガのレッスンを継続したい場合、もしくはスタジオ・会社側から継続してほしいというお願いがあった場合は、レッスンのカテゴリーを変更なしでそのまま実施できるか検討してみましょう。
妊娠すると思っている以上に体力が落ちていくので、強度が非常に高いレッスンである場合は、強度を低い内容に切り替えた方がいいかもしれません。
レッスンを継続する場合はそのようなカテゴリー変更が可能かどうかについてもスタジオ・会社側に確認をしましょう。
環境
特に持っているレッスンがホットヨガである場合、
・温度を低くする
・換気を強くする
・常温に切り替える 等
環境を変えることができるか確認をしましょう。
それの可否によっても、レッスンの継続可否や継続可能期間が変わってくるかと思います。
産後の復帰について
産後もしこのままレッスン、会社に復帰したい場合はしっかりとその意思を伝え、まずはいつから復帰可能か確認しましょう。
業務委託で契約してレッスンを請負っている場合は、産休・育休中に契約が切れてしまう可能性も高いので、契約更新や復帰後のレッスン実施可否等詳細をしっかり確認しておきましょう。
生徒・会員様への対応
伝えるタイミング
「安定期に入るまであ誰にも伝えたくない!」と思うかもしれませんが、状況によっては早めにお伝えをしなければならないこともあります。
スタジオ・会社と話しあった結果、早めにヨガのレッスンを辞める場合は、生徒・会員様にとってはインストラクターの先生が変わる、はカテゴリーが変わるしれない、更にはレッスン自体なくなってしまう可能性もありますので、その場合は少なくとも辞めてしまう1〜2ヶ月前には妊娠したことをお伝えした上で決定している範囲で今後このレッスンがどうなるのかを発表することがベターです。
妊娠したことを生徒・会員様に伝えるタイミングについても、スタジオ・会社側と確認をしてから公表するようにしましょう!
伝える内容
- 妊娠したこと
- 現在の週数
- 体調
- 体調によっては代行を出してしまう可能性があること
- レッスンをいつまで実施するのか
- 自分がレッスンを辞めた後の予定(レッスンの継続有無・代わりの先生・カテゴリー)
そして、ヨガインストラクターとして妊娠を報告にするにあたり、皆様に伝えたなければいけない意外と大事なことがあります。
それは、
「ヨガはまだできますよ」
「医師からもOKもらっていますよ」
「できるポーズだけやりますよ」 等
来ていただいている生徒・会員様を安心させる言葉です。
妊娠している人が前にいるだけでも色々な心配が出てくるものです。目の前で妊婦がヨガをしたり体を動かしたりしているのを見ると心配しててしまい、せっかく自分の為にレッスンに来たのに集中できなくなってしまいます。これまで通り皆様が安心して快適にヨガができるよう、毎回のレッスンの前に自分がヨガをしても大丈夫であることをお伝えして安心していただくことが大事になります。
妊娠中のレッスンでの注意点
医師に適宜確認をする
医師から許可をもらった上でヨガのレッスンの継続を決定すると思いますが、スタジオ・会社と話し合いいつまでどのようなレッスンを継続するのか決定したら、医師に必ず報告するようにしましょう。
そして、その時々により身体の状態や体調は変化しますので、検診の度に継続可否を確認しましょう。
とにかく無理をしない
ヨガインストラクターとしてレッスンを休むと迷惑をかけてしまう・・等様々な心配が出てくるかと思いますが、いまはとにかく母体・お腹の赤ちゃんが一番大事になります。
何かあってから後悔しては遅いのでとにかく無理をしないことです。
具体的な妊娠時ヨガをする時の注意点についてはこちらに記載をしているので確認してみてください。
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ヨガウェアを変える
妊娠してお腹が大きくなってくると、今まで着ていたヨガウェアは着られなくなると自然にゆとりのあるウェアに切り替えると思いますが、妊娠初期〜中期でお腹がまだ目立たないうちでもお腹の圧迫・冷えはよくありません。
きつめのレギンスでお腹を圧迫したり、お腹が出ているスタイルのウェアのを着用していると意外と体調に影響して着ますので、妊娠が発覚した時点でなるべくゆったりとした、身体にストレスのないヨガウェアに切り替えましょう。
とはいえ、マタニティヨガウェアは意外と高いですし、どこでも売っている訳ではないのでネットで探して見るのもいいかもしれません。
実際自分が妊娠期間に購入していたオススメのマタニティヨガウェアが売っているサイトを紹介しますので、参考にしてみてください。
おすすめマタニティヨガウェアオンラインショップ
マタニティウェアと言えばここ!というような会社です。
商品が手元に届くまでも非常に早いです!そして、素材も柔らかく何回繰り返して洗濯しても長持ちするので産後まで使えるものが揃っています。
SWEET MOMMY
こういったマタニティヨガレギンスが使いやすくオススメです。
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SOIM
韓国のヨガウェアサイトですが、とにかくデザインが多く、安い!のが魅力的です。
韓国のサイトなので注文〜受け取るまで1週間ほど時間がかかることがありますが、デザインも可愛いものが多いのでオススメです。
まとめ
ヨガインストラクターとして働いている時点、妊娠発覚すると仕事は続けられない!と思う方も多いと思いますが、意外と臨月ギリギリまでレッスンを継続している人も少なくありません。
また、マタニティヨガが存在するほど、妊娠中にヨガを行うことは自分にとってもいいことでもあります。
医師と相談の上、妊娠期間ヨガの仕事と向き合うのかしっかりと自分が属しているヨガスタジオ・会社と話し合うことが大事になります。
namaste.